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Photo:宮崎 純一

生産者コメント

益田公彦さん

れんこん全般的にいえることですが、甘みがあり、ほくほく感があり、歯ざわりがシャキシャキしている、というのが特徴です。やっぱり土づくりの段階で味が決まってくると思うので、危ないものが絶対入らないように、有機で養分を補給しています。水質を考えると生活排水が入らないということがまず一番ですが、草であったり、鶏糞であったり、国内で考えられるベストなぼかし肥料を使っています。これからの展望としては、れんこん作りを始めた以上、足腰立たなくなるまで続けると思います。身土不二というか、近辺で作られたものでまかなわれるのがベストだと思いますが、流通が発達して東京や他の地域の皆さんにも味わっていただけるようになり、いろんな方から「美味しい」「いいよ」と言われますので、皆さんも是非食べてください。

問い合わせ先 合同会社アグリプロジェクト 山口県山口市中央5-2-37 TEL:083-928-6830  Mail:shinta@agri-project.net

記者レポート

中原 一歩(ノンフィクションライター)

岩国は全国的に知られたレンコンの産地です。しかし、その中でも無農薬で土作りからこだわって作っているのは益田さん一軒だそうです。もともと、岩国でレンコン堀りの人足として働いていた益田さん。しかし、大量生産の波に押され、容赦なく畑に投入される除草剤や化学肥料に疑問を持ち、自らは近くに農薬を使う田畑のない町はずれの静かな里山のふもとに移動。今は家族で無農薬のれんこんにこだわって仕事をされています。取材に伺ったのは収穫の最盛期。元々、田んぼだった土地を借り、里山に流れる清水を田んぼに引きいれ泥田を作ります。益田さんのレンコンは根菜特有のアクが少なく、皮をむいて生でも食べることができます。夏の初めに出回る新蓮のシャキシャキした歯ごたえも楽しいですが、レンコンならではのモチモチと歯にまとわりつく食感は何といっても冬。焼く、蒸す、煮るなど調理法によっても歯触りが異なるのも調理の魅力です。

食材解説

本来のおいしさが伝わる味

志水 あい(健康ライター・管理栄養士)

れんこんは、糖質がたくさん含まれている食品。それが意外と知られていないのは、ちゃんと甘みを感じられるれんこんが少ないからなのかもしれません。ところが、このれんこんは、ゆでるだけでたっぷりと甘みが感じられるれんこん。味がある分、調味料に頼らなくてもおいしく食べられるので、とってもヘルシーです。

簡単レシピ

シャキシャキ感をもっちり感に変化!れんこんボール

原島 正幹(フードディレクション)

シャキシャキ感が特徴のれんこんですが、思い切ってすりおろしてもっちり感を演出。すりおろすことで独特の粘りが美味しいれんこんボールです。れんこんをすりおろして、小麦粉を振りかけてさらによく混ぜます。れんこんをすりおろす時に、少し荒めにしておくと、出来上がったときの食感がおもしろいです。丸めたり、小判形にしたり、好きな形に整えたら、フライパンに油を多めにひき、片面ずつ揚げて出来上がり!からしれんこん風に、練りからしなどでお召し上がりください!

益田農園の岩国れんこんを使った新郷土料理はコチラ