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Photo:宮崎 純一

生産者コメント

椙本学さん

萩のあまだいは、お刺身でも煮ても焼いても美味しく、甘みを舌で楽しんで頂ける、高級魚としても知られている魚です。金太郎は大きくても20cmくらいの「ヒメジ」という魚で、今まではあまり全国には流通していなかった魚です。あまだいは延縄で、金太郎は小型の底びきで漁を行っています。北海道からくる寒流と、対馬暖流がぶつかる所なので、プラントンも多く、良質の魚がとれる場所です。今は、東京の方にはお魚から情報発信をしていますが、萩には美味しい野菜、肉、焼き物、そして明治維新の歴史の遺産もたくさんありますので、まずは食を通じて萩に触れて頂いて、萩に実際に来て頂けると嬉しいです。

問い合わせ先 ふるさと萩食品協同組合 山口県萩市椿東4160-61 TEL:0838-24-4937

記者レポート

中原 一歩(ノンフィクションライター)

愛嬌のある顔をした甘鯛。関西では「ぐじ」と呼ばれ冬の市場では高値をつけます。長崎県の天草が一大漁場として有名ですが、山口県の萩も負けてはいません。はえ縄にかかる甘鯛は1キロを超える大物もいるそうですが、それらは港から直送で東京や大阪の大都市圏へと送られるといいます。煮る、焼く、蒸すなど調理のジャンルを問わない甘鯛ですが、その真骨頂はウロコ。火を入れることで、まるで松ぼっくりのようにウロコが立ち、芳ばしくサクサクをした歯ごたえが楽しめます。また、萩市が町をあげて名物にしようと奔走している金太郎はヒメジと呼ばれる小魚。中国では「羊魚」と呼ばれ、アゴの下に突起状の黄色いひげがあり、その姿が山羊に似ているからと言います。こちらは、高級魚というより庶民の魚。油で揚げると身にまとった美しい赤色が一層引き立ちます。味は淡白な白身でありながら独特の旨みがあるといいます。

食材解説

おいしく食べて、骨元気!?

志水 あい(健康ライター・管理栄養士)

「アマダイ」といっても、実は「タイ」ではない魚。真鯛と比べて脂が少ないため、カロリーは低めなのが特徴です。ビタミンなども真鯛のほうが多く含まれていますが、カルシウムだけは甘鯛のほうが豊富。うろこも一緒に食べられる料理なら、しっかりカルシウム補給ができそうです。

簡単レシピ

二種類の魚であったかサラダ

原島 正幹(フードディレクション)

以前、レストランの厨房にいたときにルージュという魚で作っていたのが、酸味の効いたホットビネグレットでいただく温かいサラダ。今回は、贅沢に二種類を使って「あまだいと金太郎のカリフラワーのホットビネグレット」を作ってみました。カットしたあまだいと金太郎をポワレ、その脇で小さく切ったカリフラワーを一緒に炒めます。その間に、シェリービネガーと、スウィーティーを合わせたビネグレットを作っておきます。香ばしく焼き色が付いた魚に、ビネグレットをふりかけ、出来上がり。ふわふわの白身とカリフラワーの食感がよくあっていて、ビネガーの酸味も火を通すことでマイルドになり、この魚との相性はバッチリ!

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