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Photo:宮崎 純一

生産者コメント

木村裕昭さん

天然記念物の黒柏鶏への掛け合わせて作ったものが、この黒かしわです。肉質がしっかりしているので、味が染み込みやすく、歯ごたえも楽しめます。とにかく、健康で元気な鶏になるように衛生対策や温度管理、換気などに注意して育てています。のびのび育っているので、出荷の際には飛び出たりするくらい元気です。オスは約4kg、メスは約3kgで出荷します。100日間育てるのですが、成長がとても早く、手をかけたらそのぶん応えてくれるので、一羽一羽一生懸命丁寧に育てています。是非、味わって食べてみてください。

問い合わせ先 深川養鶏農業協同組合 山口県長門市東深川1859-1 TEL:0837-22-2121
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記者レポート

中原 一歩(ノンフィクションライター)

山口県で古くから観賞用として珍重されてきた黒柏鶏は、国の天然記念物に指定される幻の鳥。そんな山口を代表する鶏にローランドレッドをはじめ、幾つかの食用鶏をかけあわせて誕生したのが「長州黒かしわ」です。地鶏ならではの歯ごたえを残しながら、現代人の口にも合わせた適度な柔らかさを持つのが特徴です。今回、鶏インフルエンザなど流行もあり、飼育者以外の鶏舎への立ち入りは禁止されていました。したがって、直接その様子を取材することはできませんでした。現在は県内を中心に流通をはじめたようですが、まだまだ数量は少なく首都圏ではまずお目にかからない食材です。

食材解説

地鶏のようで地鶏でない、貴重な鶏肉

志水 あい(健康ライター・管理栄養士)

なんと、天然記念物の血をひく鶏だそう。天然記念物の味は知らないけれど、こちらはほどよく脂がのっていてジューシーな味わい。肉質は、地鶏特有の硬い印象はなく、かといって柔らかすぎず、鶏肉らしい弾力のある食感。硬くないので、「噛めば噛むほど」という表現はできないけれど、噛まずして旨みを感じられます。

簡単レシピ

伝説の鍋と〆のラーメン

原島 正幹(フードディレクション)

長州黒かしわは、しっかりとした歯ごたえがありつつ、柔らかいのが印象的。その特性を活かして「地鶏しゃぶしゃぶ」はいかがでしょう。牛や豚のしゃぶしゃぶは一般的dすが、油っぽさのない地鶏ならではのしゃぶしゃぶも一度試してみるといいかも。今回は、坦々鍋を用意してお野菜をたっぷり浮かべた中でしゃぶしゃぶ。歯ごたえ、柔らかさ、旨味…口に噛んだ瞬間、伝説の鶏といわれる由縁がわかります。そして少し鶏肉を残しておき、〆には生麺を鍋の中に。地鶏の坦々煮込みラーメンとして楽しんでみてください!伝説の鶏で贅沢ラーメンとしても二度美味しい逸品です。

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