Photo:宮崎 純一
胴と足が短く、尾がまっすぐで、目を覆い隠すように耳がたれているのが特長の豚です。アグー豚にもいろいろ種類があるのですが、これは最も原種に近いとされているアグー豚です。是非、あじわってみてください。
沖縄人の旺盛な食欲は豚を丸ごと一頭、隅々まで食べてしまいます。東京など本土では豚といえば、適度に脂身の入った肩ロースやモモ肉などが一般的ですが、沖縄では三枚肉と呼ばれるバラをはじめ、ミミガー(耳)やテビチ(豚足)などのコラーゲンの多い脂身が珍重されます。アグーというのは、沖縄在来の豚といわれていますが、実際には明王朝の時代に中国からやってきたものがルーツ。現在、沖縄を旅すると至る所でアグーの看板を見かけますが、そもそも原種に近いものは生産頭数が限られており一般流通はしていません。食味の特徴は常温でも溶けだすほどきめの細かい脂身の旨さ。豚を知り尽くした沖縄人をして、この肉を食べたら他の豚を食べることができない、と言わしめるアグーの肉は、沖縄でも滅多にお目にかかれないまさに幻の豚といえます。目を覆い隠すように耳がたれているのが特長の豚です。アグー豚にもいろいろ種類があるのですが、これは最も原種に近いとされているアグー豚です。
中国から沖縄に伝来したといわれているアグー豚。黒豚の源流と言われる島豚「アグー」と唐豚の子孫と考えられる島豚「アヨー」の交配しているのが今帰仁アグー。コレステロールが外来種の四分の一、ビタミンB1が豊富。うまみ成分のグルタミン酸が多く含まれていることも有名。黒毛で毛質は硬く、長い。脂身こそ美味しくいただけるのがこの豚の特徴。
在来豚のたくましく野生の香りが強く感じられますが、すんなり食べれる豚です。香草でアクセントを付けたトマトソースを炙った肉に付けて食べるのがオススメ。市販のトマトソースにタイムやオレガノ、ローズマリーなどお好きな香草を入れて少し煮込みます。豚肉はお好みの大きさにカットして炙るかソテーして、煮込んだトマトソースをかけてお召し上がりください。
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