Photo:宮崎 純一
生い茂る川の水を使って、車エビを養殖しています。成長も早く、活きの良いエビが育ちます。毎日池にもぐって餌の残り具合やエビの状態を確認して水温調整などをしながらとにかく良い環境・条件になるように気をつけて大切に育てています。宜しくお願いします。
亜熱帯気候の沖縄の海には、車エビは生息していません。しかし、車エビの養殖は盛んな場所のひとつです。沖縄県北部宜野座にある養殖場では、マングローブの森がある汽水域の川の水をくみ上げて車エビを養殖しています。海水と淡水が適度にまじりあい、植物性プランクトンが豊富に沸く環境の中で、エビたちはおよそ半年をかけて20センチ大に成長します。ここでは、ゴジラサイズといわれる超特大サイズも出荷されています。車エビはおがくずに入れて出荷先である東京や大阪の市場に送られますが、3日程度は水がなくても自らを仮死状態して生きているそうです。味の良いエビは背中の縞模様がはっきりしていて、水槽からすくってもあまりはねないおとなしいものがいいそうです。関東では隊長15センチ程度のものをマキと呼び、てんぷらや握り鮨のネタとして高値で取引がされています。
沖縄の海の周りにはサンゴ礁が取り囲んでいます。特にこの宜野座の養殖場はマングローブが茂る場所でもあり、波も穏やかで、水質もきれい。水温が年間を通して暖かいので、車えびがよく育ち、生産量も多く、身に張りがあり、色と形がそろった養殖が可能です。しっかりした甘味と歯ごたえも特徴です。
ひげを切り背ワタを殻の間から竹ぐしなどでとり、よく洗って水分を取り、塩を多めに振って頭付き・殻付きでグリルしてみてください。最後に白ワインを軽くふり、細かくカットしたバジルをかければ、海老の旨みがギュッと殻の中で閉じこもり、噛んだ瞬間にジュワっとお口の中に広がります。最高に白ワインにあう一品です。余裕のある日曜の昼下がりに、白ワイン片手に試したいお料理です。
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