Photo:宮崎 純一
穴子とアスパラガス。これは王道の組み合わせで、相性ばっちりです。穴子のこってり感とアスパラの甘味に、ドライトマトの酸味がほんのり感じられると思います。夏アスパラなので茹でずに焼いて、甘味を凝縮するのがコツです。にんにく、オリーブオイル、鷹の爪を炒めて香りを出したところに、ドライトマトのみじん切り、こんがりと焼いた穴子と、額をとってカットしたアスパラを入れて軽くソテーします。これはトマトソースでも美味しいのですが、アスパラや穴子の味を生かすために、オリーブオイルベースにしてみました。このアスパラは他の時期の物も試してみたいと思い、生産者に連絡しました。今から楽しみです。
正統派の日本料理を受け継ぎながら、それでいて大胆な発想で時代に合った新しい料理を次々と世に送り出している。料理は築地市場で仕入れる新鮮な魚と季節の野菜を中心に、牛テールのオムライスや鰹のスモークなど独創的なメニューも多く含まれる。また、カウンター越しに眺めるご主人の見事な手仕事も魅力のひとつ。店の2階では日本料理屋らしい季節ごとの酒の肴と香り高い手打ちそばが味わえる。季節に1回は足を運びたくなる東京を代表する名店のひとつである。